「北区の住宅」外壁・内装工程へ
暑い日が続きます、北国のはずの札幌でも昔はこんなだっただろうかという気候の日々が続いていますね。
さて、「北区の住宅」現場では汗を流しながら工事を進めて頂いています。
外装がおよそ張られ、外観の色と素材が現れてきました。
今回はクライアント様と色検討の結果、淀川製鋼のカラーガルバリウム鋼板を採用。ライトグレー系の色とブラウン系、細部でブラック系を使い、3色で構成します。
ガルバリウム鋼板もメーカー等により様々な色やツヤがありますので、微妙な色合わせが必要です。
張り方は3種類を効果を考え使い分けています。
内装も徐々に進んでいます。
LDKはナラ無垢フローリング乱尺張が進んでいます、最後に着色塗装を施します。
吹き抜けは空間構成から導かれた不思議なひし形(?)形状、隣接する一部床はすのこ状の床で光や風を上下階に通します。
この周辺の構造材と内装材の納まりが複雑で現場で大工さんと打ち合わせを重ねたところ。梁などが複雑に合わさった端部等をどう見せるか。
数度の打ち合わせの末決定、施工中、出来上がりを待つばかりですが大工さんの丁寧な仕事で良い形に仕上がると思います。
最後の写真は玄関の上がり框を前に打ち合わせ。
曲面した上がり框に「富谷さん…大変だわコレ」ポツリと大工さん、「すんません…よろしくお願いします…」線1本の重みをかみしめつつ。(ここは90°でも鈍角でもなく曲面が動線的に一番使いやすかったんです…。)
曲面に接する硬いナラフローリングを全部手仕事でカットしてペーパーをかけて合わせていくので苦心して頂いていますが、きれいに納めて頂いています。
工事はお盆を挟み9月の竣工に向けて順調に進行頂いています。
施工はコーユー創建株式会社様
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