札幌の街を望む住まい、竣工しました
2025年末も押し迫る中、札幌の街を望む住まい、竣工しました。
この住宅は、土地探しからお施主さまと一緒に歩み始めた計画でした。
札幌という都市が持つ、街の利便性を享受しながら、少し足を延ばせば自然に触れられるという魅力。その両方を大切にできる場所を探すところから、この住まいづくりは始まっています。
敷地は高台に位置し、街へと視線が大きく開ける一方で、周囲には自然の気配も感じられる環境です。その特性を生かすため、生活の中心となるリビングを2階に配置し、札幌の町並みを一望できる大きな開口を設けました。都市の風景と空の広がりが、日常の中に自然と溶け込む住まいを目指しています。
エントランスから2階リビングへとまっすぐに伸びる階段は、住まいの奥へと視線を導く装置です。スケルトン階段とすることで、空間の連続性を保ちながら、階段を上るにつれて少しずつ景色が立ち上がる体験をつくりました。
高低差のある敷地条件は、計画における重要な要素でした。土地に逆らうのではなく、起伏をそのまま受け止め、建物の構成に取り込むことで、この場所ならではの住まいのかたちを導いています。
お引き渡しの際には、こだわりのお住まいの設計を共にさせていただいた施主様から、「素晴らしく、何も言うことがありません」とのお言葉を頂戴し、住まいづくりに共に込めてきた時間を思うと、胸に残る瞬間となりました。
この住まいが、これからの暮らしの中でご家族様に愛され、少しずつ風景を重ね、札幌という都市とともに育っていくことを願っています。
お施主さま、そして施工を担っていただいた株式会社松浦建設をはじめ、関わってくださったすべての方に、心より感謝申し上げます。
竣工写真が完成しましたらWorksにもアップさせていただく予定です。






