2018.8.25 ブログ
DIYおもちゃ箱、その他…
お盆休みを数日頂き、墓参りなど先祖への報告、家族の行事を済ませ空いた時間に少しだけDIYをしました。
これは子供のおもちゃ箱。
宮の沢の家のリビングベンチ下のオープンスペースにハマるように…。
キャスター付きでどこにでも動かせ、重ねればスタッキングもできます。材はパインの集成材を組みオスモカラーの拭き取り塗装で周辺内装と合わせました。
図面を描くのは得意ですが、造るのは造作家具には遠く及ばない素人作業の自己満足ですが(笑)
元々工作大好き過ぎてどうしようもない子供が、そのまま物づくりの仕事を目指して建築士になっているので、スキがあれば何か作ろうとしてしまう癖があります(笑)
事務所の打ち合わせテーブルや、
お手伝いしたロフトに上がるハシゴ造り(中二階が繋ぐ家)、
これも少しお手伝いした、お子さんが小さい頃のための落下防止フェンス。
手すりなんかは小さな子供目線で全てデザインしてしまうと重々しいものになってしまったりするので、仮設ネットなどを考えて将来子供さんが大きくなったら外してしまう、なんてことも想定して打ち合わせさせてもらう事もよくありますね。
このルーバーは手元目隠しルーバー、
このテレビ台も本体は大工さんで作ってもらって、引き出しはDIYしましたね…、
事務所のこんな簡単な作りの模型棚なんかもそうですね。
その他もろもろ数知れず…。
今DIYは流行っていますが、ここにこんな機能がほしいな、何か家具や物がほしいな、と思い立った時、おもむろに既製品を選び始めるというのももちろん良いのですが、その前に「自分で作れないかな」と考えてみるのも楽しいものです。
ホームセンターに行くとミリ単位でカットしてくれますので、素人作業だと荒くなりがちな切断(のこぎりなど)をしなくても木材を扱えたりしますので趣味としてもとっつきやすい時代になったなと思います。
作ることの良い所は、寸法やデザインなどを自由に設定できますし、化学建材などを使わずに体に良い素材を選んで作ることもでき、何より多少不格好でも愛着がわきます。
クライアント様でも、「ここはコスト削減も含め、将来棚を自分で作るからオープンスペースにしておいてください」なんて方もいて、それについて打ち合わせをしたりすることもあります。
過去には竣工後に訪れて「これDIYです」と言われて二度見するほどクオリティ高い家具を作りまくる施主様もいらっしゃいましたね。。。
DIYに限らずですが、空間におおらかなある種の「余地」を残しておく事も、将来にわたる生活の楽しさ・豊かさを広げるエッセンスになる部分かなと思います。