「Yahoo!不動産 家さがしを面白くする おうちマガジン」内記事にて、「宮の沢の家」が紹介されています。「ピクチャーウィンドウの工夫 – 外の情景を暮らしに取り込む」
「Yahoo!不動産 家さがしを面白くする おうちマガジン」内記事にて、「宮の沢の家」が事例として紹介されています。
おうちマガジンは不動産についてのアイディアを記事にまとめ、紹介するキュレーションサイトです。
ピクチャーウインドウを取り入れた空間の効果についての記事です。
色々なピクチャーウインドウの工夫について書かれています、下記リンクよりご覧ください。
ピクチャーウィンドウの工夫 – 外の情景を暮らしに取り込む
この記事で書いていただいている写真の窓は、宮の沢の家、階段室と2Fリビングを仕切るこの窓についてです。
蛇足ですが記事に少し説明を加えますと、外側の窓は森を向いた固定窓で、内側の窓は屋内の間仕切り壁に設置された透明ガラスです。
2世帯住宅であるこの家では、玄関ホールを兼ねた階段室と2階世帯の間は「音」的には仕切る必要がありましたが、壁で仕切ってしまうと折角の森を向いた窓が見えなくなってしまうため、透明ガラスで仕切ることで「視線と光」は通し、広さや光、借景への目線は得ながら音を仕切る設計としました。
階段室下は玄関ホールとなっており、同じ空間が吹き抜けとして解放感を加える役割を果たし、窓は森でなく、1Fから見上げると空のみを得られる採光窓となっています。
階段を上る途中からの室内側の見返し。現し梁は連続しつつ、ガラスの質感を与えながら仕切り・つながる、不思議な屋内開口となっています。
写真 酒井広司