「Slash」外構工事がスタートしています
設計させていただき今年3月に竣工した二世帯住宅「Slash」の外構工事がスタートしています。
上のパースは、住宅部分設計時に計画の全体像のイメージを検討したもの、道路から間口の広い敷地に対し、住宅完成時には右側の屋外エリアがまだできていませんでした。
住宅竣工後、改めて物置の大きさや使い勝手、周辺状況の雪の大切の問題、コストパフォーマンス、そして長く使う上での美しさなども含めて、改めてお打合せをさせていただき…既製品でなくしっかりと造作の物置を設計させていただく事となりました。
造作と既製品、建築の中では対照的に捉えられがちですが、その時々で最もバランスよく、クライアント様にとり価値の高いご提案を検討しています。
敷地に対し建物と左右に対をなす門構えのようにRC打ち放しの表情を持つ構造物となります。
手前に物置とカーポート、子供たちが遊んだり、植栽を楽しむ奥の庭に対し道路からの緩衝帯となるように配置します。
パネコート型枠・P-conの割り付けが美しく整っているか確認させていただき、この日は配筋、型枠の検査。
信頼いただき、竣工した建物・クライアント様にまた関わらせて頂けるのは有難く、設計者として嬉しい限りです。
施工は住宅部分と同じく新栄工建株式会社様。