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2020.9.9 現場進行状況ブログ

札幌市の二世帯住宅プロジェクトが竣工に向けて進んでいます。


春から現場が進んでいます、札幌市内二世帯住宅プロジェクト仕上げが最終段階へ、竣工に向け姿が現れてきました。

2つの性格の違う空間が同時に現れてくるのが二世帯の面白いところです。
↓庭と対峙する、梁あらわしのLDK。









↓小屋勾配を内部で表した高天井の明るいLDK、それぞれのご家族のための空間が見えてきました。









それぞれのエリアは充実しつつ、そしていざ二世帯が繋がった際の機能性、視線の抜けや空間のつながり、閉じたときの防音の確保など、二世帯を計画する際に一世帯では生まれない検討も必要になりますが、それらを一つ一つ解決していくと、「共に暮らす、それぞれ暮らす」の「いいとこ取り」が出来た、二世帯にしたことによる価値がより高まった建物が出来ると思います。





外部はRC塀、その他外構の工事が進みます。
建物の屋根型は内部ボリュームの表れでもあり、敷地から望める遠景の稜線をイメージしたところでもあります。









ポーチ周りも木板が張り込まれ、最終形が見えてきました。ポーチの独立壁には最近ご要望が増えてきている宅配ボックスを埋め込みました。
宅配ボックスの理想は、外から宅配便を好きなタイミングで入れてくれて、内からも好きなタイミングで取り出す「前入れ後ろ出し」ですが、寒冷地の場合は特に外壁埋め込み型だと断熱気密ができないので(オーダーで作れば別ですが)、断熱の関係ない箇所に設置することでデザインに組み込んで採用することもできます。









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