札幌市内、高台の住宅のプロジェクト進行状況
気が付くともう8月、ニュースからは「残暑」の言葉も聞こえる時期となってきました。
北国の短い夏をもう少し感じたいと思いつつも毎年夏が駆け足で過ぎていきます…。
昨今の社会状況の中、建築業界にも様々な影響がありますが、6月に着工した札幌市内高台の住宅のプロジェクトは予定通り施工が進んでいます。
現在は基礎段階、お盆前後に建て方が一気に立ち上がるのが楽しみな時期です。
高低差がある敷地、敷地の高い側からアプローチするため、建物内部でスキップフロア状にいくつかのフロアを少しずつ降りて1Fで最も低い落ち着いた「ダウンリビング」に到達する床の高低差としています。
これは、高低差のある敷地で一様の高基礎を作るのではなく、近くの地盤に沿った基礎を作ることにもなり、使用するコンクリート容積の節減にもなり、その土地にしかない空間づくりの一端ともなります。
基礎打設の様子…基礎の天端がいくつかレベルがある様子が少しわかります。
一番下がったリビングからの見返し。敷地の高低差に自然に沿ったスキップフロアを持つ、その敷地ならではの空間となります。