プロジェクト監理報告.他 20160722
北国札幌も夏本番、短い夏を楽しみたいところですが各プロジェクトは粛々と進みます。
札幌市内、監理を進める3層の住宅は着々と基礎周りの工事が進んでいます。
支持層の深さから、杭ではなく地盤改良杭を採用し、しっかりと各箇所毎に必要強度を確保。
1階RC造、2~3階木造の都市型の住宅です。来週からは1階壁、2階スラブ・梁の配筋が組まれていきます。
周囲が建物で密集した都市の中での住まいのあり方を考え、設計しています。
先日はサッシュメーカーのYKKさんのご協力を得、外皮平均熱貫流率の計算や断熱効率など、メーカーさん視点からのコスト効果や今後の流れなど勉強させていただきました。
プロジェクターを持ち込んで頂き実のある勉強をさせていただきました、感謝致します。
先月は一級建築士の定期講習の受講をし、近年の建築基準法の流れなどを勉びました。
二度目の受講に独立から年度で言うと3年も経ったのだと実感します。
いくつかのお声がけをいただき、設計事務所として引き続きより良い建物を目指せることは本当にありがたいことです。
また、母校である北海学園大学建築学科の大学生向きのVoiceという会で、OBから就職へ向けたお話をさせていただきました。
自分が何を目指し建築を志し、そして今に至るか、建築のすばらしさ、また厳しさ、また仕事とは…。
まだまだ若輩ですが、今まさに迷いの中にいる学生さんと同じ経験をして来た者として少しでも参考になる事をお話しできていれば嬉しく思います。
緑の写真は家の近くの森林の多い公園。
緑のトンネルの中に入ると、暑い夏でもひんやりと気持ちよく、庇や植栽による日陰の有効な効果など考えたりします。