プロジェクトレポート 20170712
北国にも短い夏がようやくやってきたという陽気が続きます。
6月の間は本当に初夏なのかという涼しさでしたが、遅れを取り戻すかのような日々ですね。
白石区の住宅は足場が上がり、木造の骨組み工事が開始しています。
骨組みが上がるときは設計者としても一番ワクワクしますね、想像を繰り返したものが3次元に立ち上がる瞬間です。
…といってもまだ写真は土台敷きまでです。
建て方までの間、外壁のガルバリウム鋼板や木製玄関ドア、樹脂サッシュなど発注の早いものから順に色決め。
色などは設計段階では施主様とお話ししておおよその方針は決まっているのですが、やはり最終的には現地に一緒に立って現地の光、環境で最終決定をします。
双空の家の施工者の一年検査立ち合い。快適に住まわれているとの言葉、嬉しいですね。
灯台の家の施工者の一年検査立ち合い。
広いお庭でバーベキューをしたく、その際に日陰を作りたいという施主様のご要望で、施工会社さんに協力いただき建物にステンレスのU字金具を取り付け。
紐を引っかけて建物から広がるようにタープをかけるとの事。夏を楽しむ一助になると良いなと思います。
5月の話に遡りますが、母校である北海学園大学工学部建築学科、米田浩志教授の研究室のOB/OG会が開かれ、40名強の方に参加いただき、僭越ながら幹事役をさせて頂きました。
多くの卒業生の方が建築界、それ以外の世界でも活躍をされてます。
6月には米田教授にお声がけいただき大学に伺い、現役学生さんの前で学生時代から今までの振り返りや設計した建物などについて少しだけスライドでお話しさせて頂きました。
拙い経験ですがこれから社会に出る進路へ悩みのための、何らかの助けになっていると良いのですが。
写真は米田ゼミブログよりお借りしました。