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2018.3.11 ブログ

「土地の探し方」について

オープンハウスに来ていただいたり、最近お会いする方で、「将来家づくりをしたいと考えているのですが少しずつ土地を探しているところです」という方に何人かお会いする機会があったので、少し「土地の探し方」についてのブログを書かせて頂こうと思いました。

 

当たり前ですが、土地がなくては建物が建ちませんので、住まいを建てよう、建物を建てよう、と思ったときに第一に始まるのが「土地探し(リフォームの場合建物探し)」です。

建て替えや既にお持ちの土地で建てる、という場合もありますが、多くが「土地探し・建物探し」からのスタートです。

 

土地を探す、という行為自体を経験したことがある方はあまりいないと思いますので、ほとんどの方が人生で初めて「土地」を探す、という事になると思います。

「探す」という行為自体は、現代インターネット上の不動産検索サイトにてほとんどの土地を見ることが出来る便利な時代であることから、パソコンかスマホがあれば割合どなたでもスタートすることが出来ます。

探し始めた後に皆さん難しいなと感じられているのが、「何を判断材料にして土地を決めればよいのか」という落としどころです。

「南向き道路」「道路幅」「駅からの距離」のような一般的に良いと言われるポイントは誰しも見ることが出来るのだけれど、それ以上の何を判断材料にしたらよいかわからない、その土地に希望している建物が本当に建つのか、そこで決めてもよいのか自信が持てない…というところで迷って時間がかかってしまったり、他の買い手がついてしまったり、無駄な時間をかけてしまうことが多いようです。

 

土地には相場というものがありますので、安くて、かつ一般的にいいと言われている条件がそろった土地、というのはあまり無い、あっても割高であったります。

そういったときには、「何を目的に」土地を探しているのか(つまり、自分は何のために家(建物)を建てるのか)という本質に立ち戻って考えて頂くことで、押し並べて好条件な土地ではなく、ご家族にとって相対的に価値の高い土地とは何なのかを見つけることが出来ます。

 

例えば弊所に建物づくりのご相談を頂く方のうち、6割くらいは土地が決まっていない状態で来所されます。

その場合、私は、まずは建物を建てたい動機、そしてご家族がどのようなライフスケジュールイメージをされているかをヒアリングさせて頂き、上記のような話も含め、いくつかのお話をさせて頂きます。

総体予算に対して土地をどのくらいのコストで考えればよいか。(建物にどのようなご要望があるかにより、建物の予算をおよそ逆算し、それを実現するには土地をどれくらいで考えることがバランスが良いのかをお伝えします)

どれくらいの面積があり、どういった法規制がある土地である必要があるか。(法的に間違えなく必要とされる大きさ、用途を満たす建築ができるかという読み方をお伝えします。)

そしてその他、過去多く建物を設計させて頂いている中で、地盤の杭の話、使用する暖房給湯等エネルギーの話、地震や水害といった災害エリアの話、近隣環境の調べ方の話、等々、土地を探すうえでは様々考慮しておいていただきたい点があります。

そういったチェックポイントをお話しするためにまとめた資料を作っておりますので、それにそってご説明、お渡しし、土地探しの基礎知識として頂きます。

土地の探し方

一緒に土地探しをさせていただく際には、お施主様の方で探して頂くのと同時に、私の方で適宜不動産業者様と条件を伝え候補をご提案したりもできますし、良い候補が出た際には施主様と一緒に現地に行き、法的や技術的な点のチェックはもちろんですが、この土地だとどういう建築空間が作れる可能性がある、等、現地で一緒にその土地の良さ・悪さをお話しし判断材料として頂くことが出来ます

土地も平坦で整形なばかりが必ずしも良いわけではなく、ハウスメーカーが手を付けない、変形や段差、狭小などユニークでコストが抑えられた土地に施主様らしいオリジナルな建物が出来上がる可能性もあります。そういった制限された土地こそ逆に設計事務所の腕が鳴るというところもあります(笑)

 

過去には一緒に土地探しをされていたお施主様がある土地を見つけ「気に入ったので他の人とられないうちに明日すぐ契約します!」と急に突っ走ったのですが、急ぎこちらで調査し契約ギリギリでストップをかけたこともあります。その土地の隣地の建物にある問題(多角的に見ないと気づきづらい)を抱えていました。

専門家と一緒に土地探しをすることでそう言ったリスクを減らすこともできると思います。

 

つまり、土地探しのポイントとなる知識・良いものが出た時の即断できる判断基準・専門家としての法的なチェックや出来上がる空間を見据えたアドヴァイス。

こういった部分を補完させて頂くことが出来ます。

 

「土地が見つかってから」設計のご相談を頂くのももちろん良いのですが、

「土地がないから」こそ、より価値の高い土地を見つけて頂くため設計事務所のノウハウを活かして頂くべく、土地探しの段階からぜひご相談くださればと思います。

土地は出会いとタイミングもありますので、探し始めて1週間で決まることもあれば、理想を追求されて2~3年経って土地が決まることもあります。

まずは思い立った時に、お気軽にご相談くださればと思います。

お問い合わせはこちら 富谷洋介建築設計

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