カフェ併用住宅、竣工直前…【Project YA】
冬かと思う寒い日が続けば、春のようなちょうどいい日が続いたり、気候の良し悪しで日々の気分も左右されがちな狭間の季節ですね。今年の雪虫達の大量発生には「そろそろ雪かな」などと風情を感じる以前に閉口してしまいますが…季節を彩る風物詩、北国の毎年の風景です。
カフェ併用住宅の改修工事も竣工直前、各工種の仕上げが始まっています。
外壁は道南杉張り、白で塗り上げる部分と、一部は目地の平棒と色を変えて青白のストライプパターンにしています。垂れ壁のような、小屋根のようなお店の雰囲気を外に伝えるデザインを考えています。
日が短くなった夕方遅くまで作業いただきながら、大工さんと目地棒のピッチなど相談しつつ…。
店舗正面外観も見えてきました。リブ張りが繊細な印象を加え、お店感も狙い通り丁度よい頃合い。
コンパクトなスペースの中での階段がやはり空間の特徴になりました。元々は1階のみで使われていた雑貨店スペースに気持ちの良い明るい光が斜めに差し込みます。
銀杏並木が美しい 街路樹と遠景の山並みを楽しめる2階席、大きな窓に改修し抜けた空が気持ちよいです。少し色づき始めた木々、オープン時に紅葉はまだいくらか残っているでしょうか。
現場は佳境を迎え頑張っていただいています、完成時にはお客さんとしておいしいお茶を頂きに来るのを楽しみに…竣工まであと一息。
施工は株式会社HOPE・創Life 様。