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2023.8.17 ブログお知らせ

子供が楽しく過ごす住まいの工夫


お子様がいるご家族の場合、家は主に大人が考え計画しますが、住む際には子供も立派な主役の一人、いや、むしろ家をフル活用して遊んでくれる実質上の主役といても過言ではありません。
子供が元気に楽しく過ごせる空間は家族を元気にすると言えると思います。

子供はじっとしている事は難しい、まさに「エネルギーの塊」。住まいの中と外、その周りで子供が建物を活かして楽しく過ごせる空間作りという観点で設計実例をピックアップしてみました。(20230817内容更新)










●滑り台と映画館のある「空際の家」(写真 水上ゴロウ)









” リビング階段に沿った滑り台、階段の上下移動も遊びに ”




” リビングのスキップフロア段差が映画館の客席になる、家族だけで楽しむホームシアター ”









●梯子・ボルダリングウォール・雲梯で階をまたいで楽しむ「北窓の家」(写真 酒井広司)





”一階から右の梯子を上ると1.5階へ ”




” そして1.5階からはボルダリングウォールで2階へ ”




” 2階からはボルダリングウォールをつたい、雲梯へ手をかける ”









●中二階のスタディスペースからの子供部屋への抜け穴「中二階が繋ぐ家





” 階段を半階上がり中二階へ ”




” 左の壁に謎の開口が… ”




” 奥に設置された梯子を上ると子供部屋の床に抜ける抜け穴に”




” 隠し扉を閉めたときは何もないかのように ”




” 中二階はリビングと向き合える子供の勉強スペース ”









●芝生のようなくつろぎのベンチエリアのある「T字路の家」 (写真 酒井広司)





” 大きな窓のそばに広がる緑の塊… ”




” 大人数が溜まれるL型のベンチとしても、寝転ぶベッドとしても ”









●階段上の空きスペースを「く」の字の寝椅子&ロフトに「Slash」 (写真 水上ゴロウ)





” 無駄になりがちな空間にひと工夫することで生活を楽しめるアクセントに ”









●子供の身長に合わせたフリースペース「宮の沢の家」 (写真 酒井広司)





” 小さい子供の遊び場は天井が低くても?その分を他の空間の天井高さに?天井高さも自由です ”









●回遊性のある走り回れる空間「ロの字の家





” 回遊性ある造りは子供たちがエンドレスに走り回れる運動場でもあります”









なんでも玩具にして楽しむことができる子供。楽しく、創造性を育む、建物がそんな一助となると嬉しいですね。 また、子供達にも楽しい空間は大人にとっても面白いものです。





私も子供の頃は秘密(隠し扉、どんでん返しや隠し通路etc)がいっぱいの忍者屋敷の仕掛けが載った漫画やイラストを見てはワクワクしている子供でした。思えばそんな事が設計に興味を持つきっかけだったのかもしれません。





来客が目を丸くする、ギミックいっぱいの空間も楽しそうです。















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