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2023.8.30 住まいを考えるブログ

住まいを考える|02|土地探しは家づくりの始まり


家づくりは、建物の設計が始まってからではなく、土地を選ぶ時点から始まっています。
「まず土地を購入してから設計事務所へ相談しよう」と考えられる方は少なくありません。
しかし私たちは、土地探しの段階から建築家へ相談することをおすすめしています。

土地には、それぞれ異なる個性があります。
広さや価格だけではなく、光の入り方、風の流れ、周囲の建物との関係、高低差、眺望、そしてそこで営まれる暮らしまで含めて、その土地の価値は決まります。
建物と土地は切り離して考えるものではありません。
だからこそ、土地探しは家づくりの大切な第一歩なのです。










良い土地ではなく、自分たちに合った土地を探す





一般的には、整形地や南向きの土地が「良い土地」と考えられがちです。
もちろん、それらには多くの魅力があります。
一方で、変形地や高低差のある土地、北側に景色が広がる土地などは、敬遠されることも少なくありません。
しかし建築家の視点では、そのような土地だからこそ生まれる住まいがあります。
変形地だから庭が豊かになることもあります。
高低差があるから空間に広がりや変化が生まれることもあります。
北側に森や公園が広がる土地なら、やわらかな自然光や美しい借景を暮らしに取り込めることもあります。
土地に「良し悪し」があるというより、その土地に合った住まいがあるのです。














敷地は、最初から与えられている大切な資産





私たちは、敷地を「制約」ではなく「可能性」として考えています。
光や風、景色、高低差、周囲の環境。
それらは建物を建てるために新しくお金をかけてつくるものではなく、その土地が最初から持っている大切な資産です。





家づくりでは、設備や素材に目が向きがちですが、敷地の魅力を活かすことは、コストをかけずに住まいの豊かさを高めることにつながります。
だから私たちは、その土地が持つ魅力を最大限に引き出すことを大切にしています。










建築家と一緒に土地を見るという選択





設計事務所へ相談するのは、土地を購入してからだと思われる方も多くいらっしゃいます。
しかし、本当にその土地が理想の住まいに合っているかは、建物を考えてみなければ分からないこともあります。
私たちは候補地を一緒に見ながら、
「この景色を活かせそうです。」
「この道路との距離感なら、開放感とプライバシーを両立できます。」
「この高低差は住まいの魅力になります。」
といった視点でアドバイスをしています。
土地を購入してから後悔するよりも、土地を選ぶ段階でその可能性を知ること。
それが、満足度の高い家づくりにつながると考えています。










土地の個性が、その家だけの魅力になる





私たちは、建物を設計する前に、まず土地を読みます。
土地は単なる建築予定地ではありません。
そこには、その場所にしかない光があり、風があり、景色があり、時間があります。
それらを丁寧に読み解き、住まいへとつなげていくこと。
同じ間取りをどの土地にも当てはめるのではなく、その場所だからこそ生まれる暮らしを考えること。
それが、私たちの家づくりです。










この考え方から生まれた住まい





森窓の家
段差をつなぐ家
Four Decks










English
The best homes begin with understanding the site.





Every site has its own light, wind, landscape, and character. We believe thoughtful architecture starts by discovering those qualities and creating a home that belongs naturally to its surroundings.










Last Updated:2026.07.01


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