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2023.11.11 ブログ

2023年10月のレポート


今年もあと2か月、気が付けば週末から初雪とのニュース。
本当に日々が過ぎるのは早いものです。
10月の雑記ブログです。










先日ブログでもUPしましたが、「森窓の家」の竣工写真を、庭が整い、家のメインテーマである森の借景が映える時期に撮影させて頂きました。
住まわれてからの撮影でクライアント様に大変お手数をおかけしましたが、設計の時にクライアント様と思い描いていた絵が現実となった写真はとても良い竣工写真となりました。
写真は酒井広司さんに撮影頂きました、ぜひWorksからご覧下さいませ。









建物と森の間となる庭も素敵に出来ていました。大きな札幌軟石はベンチとのこと、良い感じです。








設計時の模型




設計時のCG




完成した空間(写真 酒井広司)




設計時のCG




完成した空間(写真 酒井広司)




これは設計の途中の模型とCG、スケッチや模型を作りながら考え、どんな空間となるかクライアント様と検討を積み上げ設計を進めます。
クライアント様とオンラインでお打合せしながら、CGを画面共有で目前で修正・微調整しながらお話しした際は、「早くこの中に住みたいです、永遠に見ていられます」と喜んでいただきました(笑)
一緒に考え、それを具体化する段階をしっかり時間をかけ共有し理解しながら進められるところが設計事務所との家づくりの利点であり、また家づくりの一番楽しいところかなと思います。










北海道の自然の中、最良の敷地を探し以前よりご相談いただいているクライアント様と原生の自然林の中の検討中敷地を訪れ、周辺を調査しました。その後現地の役場、公的機関を回り建築物に対する法的なチェック。
同じ森でも密度や植生により葉越しの光の具合や下草の広がり、風に葉がそよぐ音など違います。
実際に現地で見て、クライアント様との感覚を共有し、素晴らしい森の中にどんな空間が出来上がるか頭に描きながら帰路に着きました。
事務所が位置する札幌市周辺や道央のお仕事が多いですが、業務的に可能な限りは遠方でも設計依頼をお請けしています。


















中央区の、実施設計・申請をさせていただいたテナントビルは各テナントの順次運用が始まり、先日は設計協力を頂いたチームと稼働する完成の様子をクライアント様にご案内いただきました。
事業案件は設計検討において住宅とは違った視点(経済性やスピードなど)が必要になりますが、設計事務所が与条件に対しクライアントに対して最も価値を生み出すよう最善を尽くすという点は変わりません。


















新しい住宅プロジェクトの検討がスタートしています。
敷地の調査、土地売買前後の状況のご相談から…案の検討、スタディ模型を製作中の様子。
変わる時代の中ではありますが、最大喜んでいただける住まいを設計できるように悩みを楽しみつつ検討を進めています。


















季節も秋から冬の気配へと変わろうとする中、休日には少しずつ自宅の冬囲いを始めています。
株立ちが多い我が家の庭は、簡易的な手法ですが枝が雪の重みで折れないように枝を束ねるように縄でグルグルとまとめます。
メンテナンスが大変、と庭や庭木を敬遠される方も多いですが、樹種によっては最低限のポイントさえ押さえればそこまで手間はかからないで楽しめます。
小さな宿根草などは何もせずとも葉や花は土に戻り来年も楽しめますし、アナベルやフウチソウなど枯れた姿が大きく広がってしまうものはある程度刈りますが、柔らかい葉類は土のエリアに鋤き込んでしまって来年の有機肥料の足しにしています。
合間に少し手をかけるだけで毎年目を楽しませてくれますね。





夏は実で楽しませてくれたジューンベリー、紅葉の黄色がキレイです。




任せて、とナツツバキを縛ってくれている(こんがらがらせている?)長男、戦力になるような、そうでもないような?

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