2023年11月のレポート
いよいよ冬本番、本格的な除雪が始まる日々に怯えつつ…年末年始へと向かう時期。
11月の雑記ブログです。
12/16(土)の建築相談会は無事終了、お越しくださりました皆様ありがとうございました。
2023年は何度か開催させていただきましたが日時を決めての相談会は年内は最後となりました。
建築に関するご相談をご希望の場合は、随時お気軽にご連絡くださいませ。
自邸「宮の沢の家」にて、実例を見て頂きながらの建築相談も可能です。
来年の住宅への補助金、「子育てエコホーム支援事業」が発表されています。
【省エネ住宅、購入補助を再開 3月下旬から申請受け付け(yahoo news)】
https://news.yahoo.co.jp/articles/440dd3f1dc03b1157dce8361a05043232d1e5623
【子育てエコホーム支援事業について(国土交通省)】https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000243.html
新築だとZEH住宅で80万円、長期優良住宅で100万円と効果が大きく、弊所でも補助金も目的として省エネルギー性高いZEH住宅とする事をお勧めする例がここ数年は多くなっています。リフォームでも省エネ改修などで補助があります。
クライアント様での住宅ローンで採用が多い北洋銀行さんでも「ほくようゼロカーボン応援プラン」のZEH住宅への金利優遇など合わせ、国が促進する省エネ住宅への補助が拡大していますね。
いくつかの補助を合わせれば、ZEH相当の高断熱、省エネルギー設備化分のコストアップは余裕をもってカバー出来そうです。
例年の補助金が締め切りとなるスケジュール感からすると、なるべく早々の設計スタートが必要そうです、ご採用を検討の場合はお早めにご相談ください。
2019年竣工の2世帯住宅の設計「Slash」のクライアント様から、オープンにしていた子供部屋をそろそろ区切りたいのですがとご連絡いただき、伺ってお打ち合わせ、実測などさせていただきました。
こちらのお住まいでは、暖房・換気・照明などは区切られて問題ないよう当初から設定していますので、大きな問題なく仕切りの増設が可能です。
私も子供がいるのでよくわかりますが、お子さんがいるご家庭では、子供が小さい頃は家族一緒に寝られる広い部屋が欲しく、またその間その部屋は子供が広く遊べる部屋として重宝するのですが、子供が年ごろになると勉強やプライバシー空間が必要になるため大きい部屋は不要になり個室が欲しくなります。
建物は建ててしまえば数十年在り続けますが、そこに住む家族の形、つまりは最適な住まいの形は年々変わります。
もう少し長いスパンで見れば、子供たちが独立すれば部屋は空いていきますし、もっと先を考えると自分たちや家族の介護の利便も考える必要があります。
建った時の美しさや快適さはもちろんですが、長く在り続ける建物に対し、それを使うご家族のライフステージに対し良く考え設計する事で、長く快適に建物を使い続けることができます。
札幌市内計画中の住宅プロジェクトでは、キッチンメーカーの「GRAFTEKT」さんでキッチンの打ち合わせを行いました。
キッチンはメイン空間に大きく素材を表しますので、採用候補のその他の建材などを持ち込みさせていただき並べ、クライアント様とウーンと悩みつつイメージを膨らませます。