一級建築士事務所 富谷洋介建築設計 一級建築士事務所 富谷洋介建築設計

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2021.1.23 現場進行状況ブログお知らせ

2021年、新年あけましておめでとうございます


随分と遅まきなご挨拶となってしまいましたが、新年2021年がスタートしましたね。
外出を控えた静かな年末年始は家族で過ごし、近隣の神社にて初詣を済ませました。





昨年の念頭には思いもよらない形で世界に変化がもたらされ、まだまだ続くコロナ禍の最中です。
弊所とては感染拡大の防止には細心の注意を払いつつ、今年も設計と言う、物づくり、場所づくり、事づくりの中では、そこを使う人、関わる人が前向きになれる心地よい場所をいつもと変わらず粛々と設計していきたいと考えています。

弊所ではここ最近、従来の対面に加え、オンラインでの打ち合わせが増え、また住宅設計の中では手洗いの設置や在宅ワークスペースの確保など、時勢を反映したご要望も増えていますのも時代の変化と感じます。









先日は一年点検の立ち合いで、Cafe Ebruさんへ。この時勢にはご苦労が絶えないようですが、対策には最大限配慮を払いながら、美しく空間を保ち、変わらず楽しくおもてなしをされているとの事で嬉しくなりました。





そして以下は先日竣工の稜線の家へお邪魔した際の写真。
ホームシアター、また音響がご趣味のリビングの配置が完成した様子を拝見させて頂きました。
以前もホームシアターのある住まいを設計させて頂きましたが、今回は通常のリビングをホームシアターとしてそのままチェンジできる仕掛けを設計しました。
過去ブログ:とことん拘った趣味室のある住まい…「Unison」にて





こちらが照明の光の通常の状態。テレビを見る時はこの形。




テレビの前に電動スクリーンを下ろすと、ソファなどの配置は変えずにそのままホームシアターに。




そして照明を落としたリラックスタイムは間接照明で壁の質感を。




5.1chのサラウンドシステムと共にいつものリビングで100インチのスクリーンが楽しめる空間、ひと時お言葉に甘え寛がせて頂きました…。
設計した立場ながら思うのは、「いいなぁ、うちにも欲しいなぁ」です(笑)
おうち時間が増えるこの社会情勢の中、ホームシアターはアメニティとして最高ですね。









年明け早々から現場がスタートしているのは札幌市内、内装のリフォームプロジェクト。
旧来多い個室型の平面だった住宅、家族構成が変更になり個室数がそれ程必要なくなった事から、室を繋ぎ、広々としたワンルーム、また1階で生活動線が足る生活し易い空間を目指し、デザインと共にリフォームします。
写真は間仕切りの解体が始まったところ、和室と和室が繋がった瞬間、数十年「壁」であった場所がこれからは「抜け」になります。






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