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2026.8.1 住まいを考えるブログ

住まいを考える|09|高断熱・高気密住宅とは?性能も、暮らしも、大切にすること


北海道では、「暖かい家にしてください」というご要望を必ずいただきます





北海道で住宅を設計していると、お客様から必ず言っていただくご要望があります。
「暖かい家にしてください。」
北海道の冬は長く、厳しい寒さが続きます。
だからこそ、高断熱・高気密・省エネルギー性能は、私たちにとって特別なものではなく、住まいづくりの大切な前提条件だと考えています。














高断熱・高気密は、私たちの基本です





私たちの設計事例には実績の断熱の基本スペックが記載されていますが、断熱等級6、ZEH、UA値・BEIの数値など、高い性能を備えていることがお分かりいただけると思います。
北海道で一年を通して快適に暮らすためには、壁・屋根・基礎・窓まで含めた断熱性能を高め、家全体の温熱環境を整えることが欠かせません。
私たちは、高断熱・高気密・省エネルギー性能を、北海道の住まいづくりにおける基本性能として大切に考えています。










求めるものは、「暖かい家」ではなく、「温度ムラの少ない家」です





断熱の薄い住宅では、ストーブの前は暖かいけれど、窓際へ行くと寒い。
リビングは暖かくても、廊下やトイレへ出ると急に冷え込む。
そんな住まいも少なくありませんでした。
私自身、暮らした実家では、冬になると廊下へ出るのが億劫で、ジャンパーを着たくなるほど寒かった記憶があります。
人は、温度差の少ない環境にいるときに、快適と感じます。
壁や屋根、基礎、窓の断熱性能を高めることで、外皮から熱が逃げづらくなり、家全体の温度変化が穏やかになります。
それによって部屋ごとの温度ムラが少なくなり、家のどこにいても心地よく過ごせる住まいへとつながっていきます。










健康も、省エネルギーも、豊かさの一部です





近年では、ヒートショックという言葉を耳にする機会も増えました。
急激な温度変化を少なくすることは、身体への負担を軽減することにもつながります。
また、高断熱・高気密の住まいは暖房の熱を逃がしにくく、少ないエネルギーで快適な室温を保つことができます。
光熱費を抑えられることは、家計への負担を軽くし、何十年と住み続ける住まいだからこそ、その積み重ねは暮らしの豊かさにつながります。
私たちは、「豊かさ」とはデザインや広さだけではなく、快適な温熱環境や省エネルギー性、そしてそこから派生するコストやメンテナンス性など総合的に得られるものだと考えています。










性能は、高ければ高いほど良いのでしょうか





私たちは、断熱性能をとても大切にしています。
一方で、「性能は高ければ高いほど良い」と単純には考えていません。
断熱材をさらに厚くする。
より高性能な窓を採用する。
もちろん、それによって性能は向上します。
しかし、その分コストも増えていきます。
住まいづくりには、性能だけではなく、間取りや空間の広さ、素材、設備、庭、デザインなど、暮らしを豊かにする様々な要素があります。
だから私たちは、高い性能を基本としながらも、そのご家族にとってどの程度の性能が最も価値につながるのかを、一つひとつ丁寧に考えています。
性能も、空間も、素材も、暮らし方も。
そのすべてのバランスを整えることが、設計の役割だと考えています。














デザインと性能は、どちらも大切です





住まいを構成する様々な要素は無限にあります。
美しい空間。
心地よい自然光。
窓から見える景色。
使いやすい動線。
そして、一年を通して快適な温熱環境。
どれか一つだけが優れていても、欠けていても、本当に豊かな住まいにはなりません。
私たちは、高断熱・高気密・省エネルギー性能という確かな土台の上に、光や景色、素材、空間の豊かさを積み重ねていきたいと考えています。
性能はご家族が長く快適に暮らすためにあります。
その基本的な考えを大切にすることが、私たちの住まいづくりです。










この考え方から生まれた住まい





森窓の家
UA値0.30、BEI0.57。高い断熱性能と省エネルギー設備、大開口の森の借景を両立し、冬でも自然を身近に感じながら快適に暮らせる住まいです。
双奏の家
断熱等級6・ZEH Oriented。高い住宅性能を確保しながら、大きな開口や自然光、造作キッチンをバランスよく実現した住まいです。
北窓の家
UA値0.26、C値0.4、札幌版次世代住宅基準を満たした高断熱・高気密住宅です 快適な温熱環境を土台としながら、北窓からのやわらかな自然光を暮らしに取り込み、性能と空間の心地よさを両立した住まいです。










Summary (English)
High insulation, airtight construction, and energy efficiency are essential foundations for homes in Hokkaido. We believe these qualities are not goals by themselves, but the basis for comfortable living. By balancing performance, natural light, thoughtful design, and everyday usability, we aim to create homes that remain comfortable and valuable for many years.
Last Updated:2026.07.28


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